民間フォレスターって?

フォレスターは公的立場であるべき、否そうとは限らない。賛否両論ありますが...

民間である必要性

森林管理の専門家、いわゆる『フォレスター』ですが、日本の場合、森林総合監理士という国家資格(正確には、林野庁が所管する林業普及指導員資格のうち、森林総合監理部門の試験に合格し名簿に登録された者)がこれに相当します。この有資格者は、一部、市町村職員や民間企業の方(公務員時代に資格を取得し退職した人を含む)もおられますが、そのほとんどが国あるいは都道府県の職員です。

つまり現在の森林総合監理士の太宗を占めているのは、地域に根差した仕事を課せられた人たちとはいえ、定期的に転勤する宿命を背負った公務員が中心なのです。